はじめに
2023年12月24日に行われる有馬記念の出走予定馬16頭の情報が公開されました。出走馬の予想オッズや想定騎手も掲載されており、注目のレースとなりそうです。有馬記念は1956年に創設され、毎年12月下旬に中山競馬場で行われる競馬の大レースです。賞金額も非常に高く、日本一の売り上げを誇るレースとして知られています。
有馬記念の歴史
有馬記念は世界の競馬史上最高額の875億円を売り上げ、ギネス世界記録に認定されたレースです。このレースでは、ファン投票で選ばれた馬が多く出走しており、現在も特別登録を行った馬のうちファン投票上位10頭に優先出走権が与えられています。また、オグリキャップのラストランやトウカイテイオーの奇跡の復活など、数々のドラマを生んだレースとしても有名で、勝ち馬にはシンザン、ナリタブライアン、ディープインパクト、オルフェーヴルといった三冠馬たちの名前も刻まれています。
有馬記念の由来と創設の背景
有馬記念は、日本の競馬界を興隆させるために、有力者である有馬頼寧氏が主催したレースです。創設当初は、日本の競馬を国民的なスポーツへと育てようという意義が込められておりました。また、当時は日本国内でも多くの競馬ファンがいたため、ファン投票というシステムも導入されました。
創設から現在に至るまで、有馬記念は競馬ファンの観客を楽しませるだけでなく、競馬界そのものを発展させるための重要な役割を果たしています。一流の馬たちが競り合い、歴史に名を刻む名馬が誕生してきていることから、毎年注目を集める大イベントとなっています。
名勝負や名馬たちの活躍
有馬記念は、多くの名勝負や名馬たちの活躍が記憶に残っています。例えば、オグリキャップ、トウカイテイオー、シンボリルドルフといったスーパースターたちが勝利し、競馬界に大きなインパクトを与えたこともあります。
また、ディープインパクト、オルフェーヴル、ジェンティルドンナといった21世紀に入ってからも、多くの三冠馬が活躍し、記録を塗り替えています。これらの名勝負や名馬たちの活躍が、有馬記念が注目される理由の一つとなっているのです。
今年の出走予定馬
2023年の有馬記念出走予定馬16頭の情報が公開され、注目が高まっています。国内外のトップジョッキーたちが競い合い、優勝を目指して臨む年末の名物レースとなります。
出走予定馬と想定騎手
2023年の出走予定馬には、スターズオンアース、タスティエーラ、ジャスティンパレス、スルーセブンシーズ、ソールオリエンス、タイトルホルダー、ディープボンド、ブローザホーン、ウインマリリン、アイアンバローズ、ヒートオンビート、ホウオウエミーズなどが含まれています。また、他の出走予定馬や回避馬の情報も掲載されています。
想定騎手についても、各競走馬に乗る騎手が次々と明らかにされ、レースがさらに盛り上がること間違いなしです。各馬の騎手との相性や、騎手たちの過去の実績なども、レースの行方を左右するポイントとして注目されます。
有馬記念の傾向
過去の傾向を見ると、有力馬が優勝することが多いものの、中には1991年のダイユウサクが有名ですが、時々番狂わせが起こることもあります。
また、中山競馬場で行われる有馬記念は、芝2500mの距離で行われます。このコースはスタミナもそうですが、各競走馬の器用さやパワーが問われるレースとなり、競走馬の適性がとても重要になってきます。
「本質はマイラーである」といわれたオグリキャップが2度の優勝に輝くなど、中山2500mは競走馬にとって難しいコースと言えるでしょう。
過去のデータを参考にしてオッズをチェックしながら、自分の予想を楽しむのも面白いですね。
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今回2023年有馬記念では、私は以下の5頭に注目しています。
- ◎ タイトルホルダー
本レースが引退レースとなるタイトルホルダーを本命にします。中山巧者ですし、中山2500mは過去に2勝しています(日経賞連覇)。去年と一昨年の有馬記念では5着、9着と結果を残せていませんが、引退レースに華を添えてほしいですね。 - ○ タスティエーラ
今年のダービー馬ですね。近年は同年中に活躍した3歳牡馬が優勝しています。今年もその傾向となれば、3歳牡馬の筆頭であるタスティエーラが活躍することになるでしょう。 - △ スターズオンアース
11月に行われたジャパンカップで3着となった本馬は2022年の牝馬二冠を制しています。実力は十分。中山競馬場はフェアリーステークス以来となりますが、ジャパンカップでイクイノックスとリバティアイランドに迫った驚異の末脚を生かせば、優勝も十分にあり得ると思います。 - △ スルーセブンシーズ
今年の凱旋門賞4着馬です。宝塚記念では最強馬・イクイノックスにクビ差まで迫りました。イクイノックスの調子が不十分だったとはいえ、今年のイクイノックスを一番追い詰めた実力馬です。ここは無視できないでしょう。 - ▲ ディープボンド
最強のG1未勝利馬として名高いディープボンドです。2021年の有馬記念ではエフフォーリアの2着と健闘しています。2022年の有馬記念では川田将雅騎手が騎乗しましたが、今年は主戦の和田竜二騎手に戻りますし、今年の競走成績を考えても「枯れた」とは言い難い内容ですので、期待は十分です!
まとめ
2023年12月24日に開催される有馬記念は、豪華な出走馬たちが競演し、歴史に名を刻む名馬が誕生する大舞台となります。過去の名勝負や名馬たちの活躍に触発された若手競走馬たちが、活躍の場を広げていくことでしょう。
今年も残りわずかですが、有馬記念には多くの注目が集まっています。予想オッズや過去のデータを元に、自分なりの予想を楽しみながら、競馬界の最高峰レースを堪能しましょう。